オトナじゃない

もともと、わたしはそこまで、オトナじゃない。
みんなに心配されてがっかりされて、ほんとはすごく残念なやつだけど、

もうすっかり社会の中堅どころの年齢だし。
理解と常識のある大人のフリしないと、東京で一人でがんばれない。

大人のフリして突っ張ってたら、名実共に普通の大人になれるのかな。たまには着ぐるみ脱いで、ペロって舌出したいけどね。

immersion

immersed inという言葉を教わりました。

何かに熱中すること、没頭することを、immersed in ～というそうです。

immersion、液体に浸すという言葉からの派生語で、
なるほど、どっぷり浸かるという表現なのですね。


バーカウンターに座り、たくさんの瓶が並んでいると、
瓶に熱中して、わたしも瓶になった気がする。
ビストロで置いてあるたくさんのカトラリーを見ていると、カトラリーになったり。
喫茶店ではコーヒーカップになったり。
本屋で一冊の本に装丁された気になったり。


何かにどっぷり浸かり、おんなじものになった気がするのです。

今日は一日、いろんなものになりました。
うっかり、人間だったことを忘れながら。

反抗期

すごくいやだなあ、と思うこと。


女性は怖いです！何て調子いいこと言いながら、
どんなにイエスマンな男性でも、
わたしと話すと、ことあるごとに意見に対し反論されてしまう。

これはAだよね、と話すと
いや、違いますBです。

あなたはCなの？ときくと
そんなことありません。


そういうやり取りが、同世代だけでなく、
親より上の人でも、自分の息子みたいな子でも、
対して親しくない人でも、初めて話した人でも。


被害妄想かな？いつもそう思っていましたが、
この歳まで実感するのはそうでもないんじゃないかな。


わたしなりに考えたのは、多くの男性の反抗期を思い起こさせるなにかが
自分には備わってるんじゃないかと思うのです。


特に思春期に反抗期をやりきった経験のない人ほど
老若男女、年齢は関係なくそれが出る。


でも、正直そろそろしんどいです。
なぜ、こんなにたくさんの異性の反抗期を受け入れなくてはいけないのかとまで思ってしまう。


わたしは中途半端に大人になりきっていないから、
その対処方法がよくわかりません。

タベモノ

モテる、モテない、
太った、老けた、
いろんな悩みがある中で、
おいしそうな食べ物に見える人は人気があるかもと感じた。

茹で卵でも。雪見大福でも、チョコレートでも。
すみません、朝からこんなことばかり考えてて。。。

利かん坊

誰かからスマホに来たメッセージ等を、第三者に見せて、
こんなのきたんだけど、と話題にするシーンをよく見かけて、
そのことを絶対否定するわけではないのだけれど、
なんていうか、
公開していいものと悪いものの線引きって、
難しいよね。
わたしたちのような、体だけ大きくなった子供たちをしかってくれる人が、あんまりいないから。。。

街中の大人たちが利かん坊の幼い子に見えてしまう。
わたしもきっと、その一人だろうけど。

そんな年頃でしょうか。

やさしくして

NYの街で感じるのは、
たくさんの人が、自分に優しくしてほしいと思っていること。




ちょっとだけ自分に道を譲ってほしい、
席を座らせてほしい、
優しい言葉をかけてほしい、
誰かの笑顔が、見たい。

ふと気づいたときに主人に話してみたら、
【だってここはとても厳しい街だもの】と彼は言う。


疲れているのもあると思う。
でもそれだけじゃなく、都会特有の特権の奪い合いのような、静かな争いの気配を感じる。

僕はこの街の人は苦手だけど、キミは優しいから話したいと思った。
そう言ってくれた、地下鉄の中でだけ話した人をよく覚えている。


わたしは自分が優しいとは微塵も思わず、むしろ冷たいやつだと自覚しているが、
強いていうなら特権を受けたいという願望がかなり薄い方だと思う。誰かの五番目か六番目くらいが自分の番でいいと常に思っている。




はじめて自分が外国人の立場を経験して、とてもよかったと思っている。
違う視点で世の中が見られたおかげで。。


東京の人も、きっと優しくしてほしいに違いない、改めて認識できたから。

幼いませてる

年上、年下、同世代、
見ていて思うのは。私の持論ですが、
ませてる子が得して、幼い子が損してるような。


幼くても得するべき子、たくさんいます！にほん。

意思力の高さ

意志力の高さについての記事を読んだ。
意志力の高い人が好きです。それは仕事や家庭においてだけでなく、スポーツだったりダイエットだったり、
手仕事だったり、
研究だったり、
美容でもいい。


たとえばまいにち、姿勢を正しくするだけで意志力は鍛えられるとも記事に書いてあった。
姿勢の悪い人ややみくもにおしゃべりをする人が、老若男女を問わず多すぎる街で、
人々の意志力の低下は、街から品位を奪っていくとわたしは感じました。



若い世代を批評する前に、まずは自分を鍛えたい。



自分に厳しく他人に甘くいこうよ。
その方がきっと優しいから。

バトル向き

スマホでゲームはやらないの？よく聞かれますが、



負けて悔しいとか、勝って嬉しいという感情を、生まれるときに置き忘れてきてしまったみたいで。
わたしは勝ち負けのよろこびがピンと来ないみたいなんです。
だから誰かにイラっとされたりもするのかな｡。｡。



なにか強く目標を持てば、もっともっときっと、、、
思うこともありますが、
向いてないものは向いてない｡。





スポーツも、ゲームも、闘いも、
向いてないなあ。ポツリと考えていました。

さっちゃんは男っぽいね

細かい作業が好きで、わりとコマコマした性格のわたし。それを見て、
【さっちゃんは男っぽいね】といわれたことがある。



ああ、たしかにたしかに、世の中見渡すと女性の方が大胆、ざっくり、言い過ぎると多少大雑把。
ちまちまコマコマしているのは、女性らしいんじゃなくて【男みたい】なのかも。



だからでしょうか、メンズの友人がたくさん周囲にいるのです。みんなで掃除や手作業や、神経質系の話はいつも盛り上がります。



と、ここまで書きましたが、
女性らしさや男性らしさはそれぞれですよね。自分はこの性別に生まれたから、必ずこうしなきゃ、っていう壁は自分を縛ってしまうかもと思いました。



言うてもわたし、いまでこそ毛も長いけど、もともと男役だったんだけどね｡。演劇部とか｡。